当協会では、2019 年度に開発・発行された「医療ソーシャルワーカー キャリアラダー・モデル」(以下ラダー)を基に、ラダー項目(実践・教育・研究・管理・理論)とラダーレベル(各Ⅰ~Ⅴ)に沿った研修会をご用意しております。
また、本研修要綱には2023 年度開催予定の研修だけではなく、ラダーも併せて掲載しています。ラダーのセルフチェックをしたうえで、自身がどのレベルにあるのかを設定し、研修選定の参考にして頂ければと思います。
2023年度研修要綱・医療ソーシャルワーカーキャリアラダー・モデル
ハンドブック 2023のご案内(PDF1,390KB)
新型コロナウィルス感染症の終息目処が立たない中今年度当協会において、オンラインによる研修会を開催しております。
このたび、研修に関する各種マニュアルを更新しましたので、ご一読をお願い致します。
1)北海道医療ソーシャルワーカー協会の研修について
北海道医療ソーシャルワーカー協会の研修について(PDF301KB)
2)2021年度 研修について
2021年度 研修について(PDF400KB)
3)北海道医療ソーシャルワーカー協会オンライン研修受講マニュアル
北海道医療ソーシャルワーカー協会 オンライン研修受講マニュアル(2021.2.11一部修正)
(PDF407KB)
4)各種マニュアル
①「受講者用Zoom操作マニュアル」
2020年度受講者用Zoom操作マニュアル(PDF1,400KB)
②「Zoom研修運営マニュアル」
研修部 2020年度Zoom研修運営マニュアル(PDF3,170KB)
③【講師向け】オンライン研修における注意事項
オンライン研修における研修資料の作成とその取扱いにおける注意事項
(PDF273KB)
オンライン研修会 注意事項(PDF256KB)
④【受講者向け】オンライン研修における注意事項
【受講者向け】研修受講と研修資料取り扱いに関する注意事項
(PDF257KB)
⑤集合研修感染予防ガイドライン
集合研修時 感染予防ガイドライン(PDF256KB)
5)事例検討におけるガイドライン
事例検討におけるガイドライン(オンライン含む)(PDF164KB)
みなさま
保健医療分野のソーシャルワーク実践に関してその専門性が高いことを明らかにする事はクライエントに対して、社会に対して専門職としての説明責任があります。
そのために、私たちが日々行っている実践が理論的であるかどうかが重要となります。
昨今の保険医療分野のソーシャルワーク業務は退院支援に多くの時間を費やしています。日々の退院支援を振り返り、理論的に退院支援していることを実感し理論と実践の架け橋となることを意識した研修を行いたいと思います。
理論1「ソーシャルワーク理論」案内文
2023年度 北海道医療ソーシャルワーカー協会研修会_compressed
■テーマ
理論1「ソーシャルワーク理論~あなたは理論に基づいた退院支援(情報提供)出来ていますか~」
■内 容
①「実践」ラダーⅣレベルのMSWが力をつけ自信をもって実践できるようになる。
②理論的に退院支援を実施している事を実感し、理論と実践を結びつけるソーシャルワークを意識した支援を行えるようになる。
■日 程
2023年12月23日(土) 14:00〜17:00(オンライン研修)
※オンデマンド研修は、2024年1月5日(金)~2024年2月2日(金)の期間限定配信
■講 師
下倉 賢士 氏(ホームケアクリニック札幌)
■対 象
医療ソーシャルワーカー、その他医療・福祉職等
■参 加 費
正会員無料、賛助会員3,000円、非会員4,000円
※振り込みの際に、別途手数料がかかります。
※お申し込み後、3日以内にご入金をお願い致します。
※領収証
支払い方法に応じて、領収書の形式が異なります。詳しくは以下をご覧ください。
•クレジットカードの場合、カード会社から送付される「ご利用明細書」や「引き落とし明細書」を領収書の代替としてご利用ください。
•コンビニ/ATM払いの場合、コンビニエンスストア店頭でお渡しする領収書をご利用ください。経理上、注文内容の詳細を含む必要がある場合など、上記の書面をご利用いただけない場合は、「領収データ」をご利用ください。
■申し込み方法・締め切り
Peatixよりお申し込みください。
https://peatix.com/event/3751029
締切り:2023年12月18日(月)
■そ の 他
本研修完了者は、認定医療ソーシャルワーカー履修ポイントを、4ポイント申請予定です。
■問 合 せ 先
◯鹿野 なつみ
一般社団法人 北海道医療ソーシャルワーカー協会研修担当理事
定山渓病院 (TEL:011-598-3214)
みなさま
保健医療分野のソーシャルワーカーにとって、退院支援が業務の多くを占めております。
ソーシャルワーク支援の本質を見失わずに支援していくことを大切にしながら、社会状況・医療環境の変動に応じた退院支援業務の方法も検討する必要があり、効果と効率の両立を目指していくことが求められています。
本講座では、講義とグループワークを通じて現在の医療現場におけるより良い退院支援のあり方について学びを深めていきたいと思います。
実践3「実践講座(退院支援)」案内文
■ テーマ
実践3「実践講座(退院支援)」
~退院支援のシステム化と問われる医療ソーシャルワーカーの専門的役割~
■ 日 程
2023年12月9日(土) 14:00〜17:00(オンライン研修)
※オンデマンド研修は、2023 年12月20日(水)~1月19日(金)の期間限定配信
■ 講 師
林 祐介 先生 (日本福祉大学 社会福祉学部 社会福祉学科 准教授)
■ 対 象
医療ソーシャルワーカー、その他医療・福祉職等
■ 参 加 費
正会員無料、賛助会員3,000円、非会員4,000円
※振り込みの際に、別途手数料がかかります。
※お申し込み後、3日以内にご入金をお願い致します。
※支払い方法に応じて、領収書の形式が異なります。詳しくは以下をご覧ください。
•クレジットカードの場合、カード会社から送付される「ご利用明細書」や「引き落とし明細書」を領収書の代替としてご利用ください。
•コンビニ/ATM払いの場合、コンビニエンスストア店頭でお渡しする領収書をご利用ください。経理上、注文内容の詳細を含む必要がある場合など、上記の書面をご利用いただけない場合は、「領収データ」をご利用ください。
■ 申し込み方法・締め切り
Peatixよりお申し込みください。
https://peatix.com/event/3744535
締切り:2023年12月4日(月)
■ そ の 他
本研修完了者は、認定医療ソーシャルワーカー履修ポイントを、4ポイント申請予定です。
■ 問 合 せ 先
牧野 祐司
一般社団法人 北海道医療ソーシャルワーカー協会研修担当理事
所属:苫小牧市立病院
TEL:0144-84-0159 直通
Email : y.makino@tomakomai-city-hospital.com
日本がん相談研究会主催の研修会をご案内します。
お問い合わせについては、主催者に直接ご連絡ください。
2023年度 日本がん相談研究会研修会
【日時】2023年12月9日(土) 13:30~15:45(受講者入室 13:00~)
【方法】オンライン開催(Zoom)申し込み、参加費入金の確認ができた方へURLをお送りします。
【対象者】がん専門相談員 およびがん患者・家族にかかわる医療関係者
【内容】
基調講演:がん相談における対話力をみがく -磨く・研く・琢く-
講師:大坂 巌 先生(社会医療法人石川記念会HITO病院 緩和ケア内科部長)
事例検討
【参加費】会員:1500円 非会員:3500円
【申込方法】
「研修会申込サイト」から申し込みフォームを入力をお願いします。
※申し込み期間(入金を含む):10月17日(火)~11月23日(木)
定員になり次第締切させていただきます(300名)。
詳しくは、以下のURLからご確認ください。
https://gansoudan.jp/news/2023_kensyukai-2/
埼玉県医療社会事業協会主催の研修会をご案内します。
お問い合わせについては、主催者に直接ご連絡ください。
テーマ:実践のプロセスと自身の思考過程に向き合う
講師:宮崎清恵氏 神戸学院大学総合リハビリテーション学部社会リハビリテーション学科
中堅・ベテランソーシャルワーカーのみなさまへ
忙しい毎日の業務の中で「自分は、実践のプロセスとじっくり向き合うことをしないで、結果のみを追い求めてはいなかったろうか」 「今やっている業務は、本当にクライエントにとって有益だろうか?」 「後輩を育てることに行き詰っている」 そんな悩みやジレンマを抱えることはありませんか?
今回私たちは、ソーシャルワークの実践現場から、自らの援助に関する問題意識と向き合うため、 研究の道に進まれた宮崎清恵先生をお招きし 『そもそもソーシャルワーク実践とは何か?』 『実践力を高めるためには何が必要か』をご講義いただき、その後、 同じ悩みを抱えた方たちと、グループで交流する時間を設ける予定です。
自分が行った支援にどういう意味や価値があるのかを「 ソーシャルワーカーの共通基盤」や「普遍的なソーシャルワークの価値」といった基準でしっかりと語ることができるようになりたいと考えている方の参加を心よりお待ちしております。
〇開催概要
開催日時 : 2024年1月20日 (土) 13:30~16:30
開催方法 ZOOMによるオンライン形式
*申し込みをされた方には、 Youtubeによる限定配信を行います
申込締め切り:2024年1月15日(月)
〇参加費
埼玉県医療社会事業協会 会員 1,000円
埼玉県医療社会事業協会 非会員 3,000円
〇対象者
実践経験、概ね8年以上のソーシャルワーカー
詳しくは以下のURLからご確認下さい。
https://specialisttraining.peatix.com/
みなさま
いつもお世話になっております。
ラダーⅠ研修では、ソーシャルワーク実践は倫理的価値を土台に社会科学的知識・視点を持って、理論・対人援助技術・技法を駆使しながら倫理綱領と原理・原則に則って行われるものであることを講義やワークを通して理解できるよう、全6回に分けて研修を行っています。
今回は「アセスメント・ソーシャルワーク記録」をテーマに、実践に不可欠な『アセスメント』『記録』について模擬事例から演習・グループワークを中心に学びます。さらに、『ソーシャルワーク実践の全体像』の講義は、ソーシャルワークの基本概念図を事例も活用して改めて理解し、ソーシャルワークについて多者に説明できる動機づけを目的に行います。
みなさまは日頃よく口にしているであろう『アセスメント』について、またその実践が専門的実践であることを基本概念図を理解して説明できますか?記録の必要性を理解してポイントをおさえられていますか?
初任期の方からも一度学びたいベテランの方まで広く皆様のご参加をお待ちしております!
ラダーⅠ研修5案内文(公文書)
■テーマ
ラダーⅠ研修5「アセスメント・ソーシャルワーク記録」
■内 容
①アセスメント
②記録
③ソーシャルワーク実践の全体像
■日 程
2023年12月2日(土) 10:00〜16:00(オンライン研修)
※オンデマンド研修は、2023年12月13日(水)~2023年1月12日(金)の期間限定配信
■講 師
①相川 千晶氏(真栄病院)
②小柄 華奈江氏(浮き雲在宅クリニック)
③中村 美由紀氏(札幌麻生脳神経外科病院)
■対 象
医療ソーシャルワーカー、その他医療・福祉職等
■参 加 費
正会員無料、賛助会員3,000円、非会員4,000円
※振り込みの際に、別途手数料がかかります。
※お申し込み後、3日以内にご入金をお願い致します。
※領収証
支払い方法に応じて、領収書の形式が異なります。詳しくは以下をご覧ください。
•クレジットカードの場合、カード会社から送付される「ご利用明細書」や「引き落とし明細書」を領収書の代替としてご利用ください。
•コンビニ/ATM払いの場合、コンビニエンスストア店頭でお渡しする領収書をご利用ください。経理上、注文内容の詳細を含む必要がある場合など、上記の書面をご利用いただけない場合は、「領収データ」をご利用ください。
■申し込み方法・締め切り
Peatixよりお申し込みください。
https://peatix.com/event/3733626
締切り:2023年11月27日(月)
■そ の 他
本研修完了者は、認定医療ソーシャルワーカー履修ポイントを、6ポイント申請予定です。
■問 合 せ 先
◯小倉 睦美
一般社団法人 北海道医療ソーシャルワーカー協会研修担当理事
医療法人彰和会 北海道消化器科病院 (TEL:011-784-1811)
協会活動報告ページに「スーパービジョン研修会」のアンケート結果を掲載しました。
北海道消化器科病院 小倉睦美
医療同意は一身専属権であることは大前提で、本人が同意できない時は誰も同意はできず、その事実のもとに方針を決定していくしかないと提言がありました。そのためには同意ではなく意思決定支援を行うこと、ガイドラインに沿って手を尽くすこと、またそのプロセスを文書として残しておくことの重要性も説明があり、訴訟にこだわる多職種へは訴訟になっても負けないために上記プロセスが重要という視点も含め意思決定支援を伝えていきたいと思います。
ソーシャルワーカーはその自己決定支援は手を尽くされているかを確認し、判断能力がないと証明されるまでは自己決定権をはじめ、人としての尊厳を守らねばならないと学び、ソーシャルワーカーが病院にいる重要性を強く認識しました。
保証人という言葉の不明確さの指摘もあり、病院が保証人に求めている内容を明確にして提示し、どこまでできるか、どれならできるかを確認することの重要性については、はっとしました。
医療の方針、ACPも含めてすべて主観的最善の利益、本人の意思に基づくのだということ、説得と自己決定支援の違いも意識し、支援を行っていきたいと思います。