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会長挨拶

北海道医療ソーシャルワーカー協会のホームページをご覧いただきましてありがとうございます。我々医療ソーシャルワーカーは、病院や診療所、老人保健施設などに勤務し、患者さんやそのご家族が抱える心理的・社会的・経済的問題に関する相談を聴き、共に解決に取り組み、住み慣れた地域において良い生活が送れるように医療機関内と地域の関係機関と連携を図り支援をする仕事しております。

北海道医療ソーシャルワーカー協会は、昭和32年に道内の医療ソーシャルワーカーにより組織された職能団体です。平成25年に一般社団法人の認可を受けております。北海道における保健医療の分野における社会福祉の増進および公衆衛生の向上を目ざし、医療ソーシャルワークの普及向上と医療ソーシャルワーカーの倫理、資質ならびに学術技能の研鑽を図り、北海道民の健康と福祉の増進に寄与することを目的としております。そのために全道を9支部に分け、各地域の保健・医療・福祉の向上に寄与できるような支部活動はもとより、会員の研鑚を積むための研修活動、研究支援活動を主な事業としております。
我が国では団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、介護が必要な状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築の準備を進めています。医療ソーシャルワーカーは、疾病や障害をもちながらもできる限り地域や家庭において自立した生活が送れるため、1人ひとりの思いを大切にし、地域包括ケアシステムの確立に向けた活動を続けていきます。
道民の皆様には、本会に対し益々のご理解、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

会長 木川幸一